盛り髪とは？

盛り髪とは耳のすぐそばの顔側に生えている髪の毛のことですが、まれにもみさげとも呼ばれるようです。

盛り髪は、かつて武士が盛り髪部分の髪の毛を揉み上げて鬼ひげにしたことによって、盛り髪と呼ばれるようになったといいます。

また、盛り髪の由来の説はさまざまにあり、もともとは耳脇毛と呼ばれていたものが徐々になまったことで盛り髪となったという説も登場しました。

髪の長い女性の場合盛り髪について特に気にすることはないかも知れませんが、男性の場合は多くがショートカットで盛り髪が見える状態なので長さや形は重要です。長さや形によって横顔はもちろん、顔全体の印象も変化します。

長さによる雰囲気の違いとしては、短めにするとすっきりとして清潔感ある印象になり、長く伸ばすと男性的な印象が強く出ます。ヘアスタイルによっては剃ってなくしてしまいますが、盛り髪をなくすとかなり個性的な雰囲気になるので注意が必要です。盛り髪の形には大きく分けて逆三角形のような形と長方形のような形があります。

逆三角形はベーシックな形であり、基本的にはどんな髪型にもマッチします。長方形は盛り髪を長く伸ばした場合と同じく、男性らしさが増します。

盛り髪の存在感も大きくなるので、ヘアスタイル全体や顔の濃さとのバランスを見ることがポイントです。盛り髪による横顔の雰囲気や全体とのバランスなど、自分では確認しづらいところもあるので美容師に相談するのがベターです。