リタッチとは?
髪を一度染めて時間が経つと根元からだんだんと毛が伸びてきて、染めた部分と新しく伸びてきた部分との髪色の差が目立ってきます。
その差をなくして見た目にキレイな状態を保つために、伸びた部分の色を染めている部分の色にそろえることをリタッチと言います。リタッチはもともと染めている部分の色とほとんど同じ色になるようにしなければならないので、比較的失敗が多く難しいです。
そのため、できれば美容院で美容師にしてもらいましょう。前に染めたのがセルフではなく美容院なら、前に染めてもらった美容師にリタッチをお願いできればより良いです。
セルフでリタッチをする場合にはクリームタイプのカラー剤やブリーチ剤を使います。泡タイプのものもありますがリタッチはできないので注意が必要です。まずは根元から、根元が済んだら中間部分、そして毛先という順に、塗り残さないよう気をつけつつ塗布していきます。その後時間をおいて洗い流します。
通常のカラーリングでは毛先からカラー剤を塗っていきますが、リタッチの場合は根元からなので間違えないようにしましょう。カラー剤を洗い流すときにもちょっとしたコツがあります。それは洗い流してしまう前に、髪に少しお湯をなじませることです。
揉み込んでいると全体が徐々に白くなります。この状態を乳化と言い、乳化させるとカラー剤が全体に均一に行き渡るのでムラになりにくくなります。
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リタッチ
-ヘア用語集/ホットペッパービューティー