夜会巻きとは?
夜会巻きは後ろから髪をねじり上げてコームを差し込み留めたスタイルのことを言います。
洋風文化が一気に広まった明治時代に流行した髪型のひとつです。元来の日本髪を結うときの流れと共通している部分があり、その点で特に好まれました。そして夜会巻きはたちまち人気となります。
当時開かれていた舞踏会などでは、ドレスに合わせる定番の髪型となっていったのです。明治時代の後、大正時代にも夜会巻きの流行は続き、それから現在に至るまでベーシックなまとめ髪として高い人気を誇り続けています。
今ではアレンジされた夜会巻きもたくさんあります。基本の夜会巻きは、まず髪を後ろにまとめて一気に上方向にねじり上げましょう。次にねじり上げた毛束を頭の形にまっすぐ添うようにして形を整えます。
コームの表が頭側に来るように持ち、そのままねじった毛束の表面の髪をすくうようにしてコームを少し差し込んだ後、コームを起こして縦向きにします。
その状態からコームをなめらかに倒して、毛束が動かないように手で支えながらコームを差し込んでいきましょう。コームの先が地肌に当たるくらいまで深く差せれば完成です。夜会巻きはボブからミディアムでもできなくはないですが、髪をねじるのでやはり長さのあるロングヘアが作りやすいです。
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夜会巻き
-ヘア用語集/ホットペッパービューティー