くせ毛に似合うショートヘア、選び方は2種類!

「何をしても毛先がはねてしまう」
「雨の日はうねったり広がったりしてまとまらない」
というお悩みは、くせ毛さんあるあるではないでしょうか?

そのため、くせ毛さんにとってショートヘアは髪が短い分、くせが強く出やすいと感じてしまいがち。
自分にショートヘアは無理と諦めてしまう方も多いでしょう。

しかし、くせ毛さんでも選び方を押さえればショートヘアに挑戦できるんです!
くせ毛さんのショートヘアの選び方はたったの2つ。

・くせを抑えるスタイルにする

・くせを活かすスタイルにする

次の見出しで、2つの選び方やおすすめスタイルをくわしくご紹介します。

お悩みから考える、くせ毛を抑えるショートヘアのオーダーポイント

気になるくせ毛を抑えながらショートヘアを楽しむには、くせのお悩みによってオーダーポイントがあります。 今回はくせ毛さんに多いお悩みを大きく2つに分けました。 ・広がりやすいくせ毛さん ・うねりやハネが目立つくせ毛さん それでは、お悩み別のショートヘアのポイントをくわしく見ていきましょう。

髪が広がりやすいくせ毛さんにオーダーしてほしいショートヘアとは

そもそも、くせ毛さんがショートヘアにすると、髪が広がりやすくなる理由はショートヘアの軽さにあります。
髪が短く軽くなると、くせを抑えていた髪の重みがなくなり、広がりやすくなってしまいます。

かと言って、重ためのショートヘアにしても、髪の広がりが解決するとは限らないのが難しいポイント。
くせを抑えるために重さを残すと、髪の量が多すぎて、逆に広がりやすくなることがあるんです。

しかしポイントを押さえれば、髪の広がりを抑え、まとまりのよいショートヘアを目指せますよ!
髪の広がりを抑えるのに、効果的なのが縮毛矯正です。
薬剤の力でくせをしっかり伸ばすので、手軽にまとまるショートヘアが手に入れられます。

また、カットで髪の広がりを抑える方法もあります。
レイヤーを適度に入れて、トップにボリュームを残し、襟足をすっきりさせるのがおすすめです。
トップに重さを残すと髪が広がりづらく、まとまりのある仕上がりになります。

ただしレイヤーを入れすぎると、逆に髪が広がりやすくなるため注意が必要です。
自分に合ったカットにするためには、髪質やくせを美容師さんに相談しましょう。

うねりやハネが目立つくせ毛さんにオーダーしてほしいショートヘアとは

ショートヘアにすると、髪のうねりやハネが強く出そうと心配になるくせ毛さんも多いでしょう。
確かにショートヘアで髪が軽くなると、うねりやハネはどうしてもカバーしづらくなってしまいます

ただ施術メニューやカットの工夫で、気になるくせは十分にカバーできるんです!
くせを抑えるのに効果的なのは、やはり縮毛矯正です。
特にうねりはカットだけで抑えるのが難しい場合が多いため、縮毛矯正でくせをしっかり伸ばしてあげるのがいいでしょう。

ハネはカットだけでカバーできることもあります。
髪がハネる主な原因は、生え癖や毛流れの強さなので、それに合わせてカットすることで、コンパクトなシルエットを目指せます。

ただし、生え癖や毛流れに沿ったカットは、高度な技術や専門知識があるからこそできるもの。
美容師さんに髪をチェックしてもらいつつ、悩みやカバーしたい部分をしっかり伝えて、理想のシルエットを手に入れましょう!

くせ毛を抑えたショートヘアスタイル5選

くせを上手に抑えつつ、ショートヘアを楽しむには、まとまりのあるシルエットを意識することが大切です。
縮毛矯正は、うねりや広がりをしっかり抑えられるのがうれしいポイント。
さらに、トップにボリュームを残しながら全体をコンパクトにまとめたカットにすると、より扱いやすいヘアスタイルに仕上がります。

ここからは、くせを上手に抑えたおすすめのショートヘアスタイルを5つご紹介します。
シンプルでコンパクトなおしゃれショート
すっきりとコンパクトにまとめた丸みショートです。 こちらのスタイルは縮毛矯正の仕上がりにこだわり、まっすぐになりすぎない自然な丸みを残しています。 そのため、憧れのシンプルでかわいいショートヘアを叶えられます♡ スタイリングもアイロン不要で、手軽にまとまるのもうれしいポイントです。
トレンド感あふれるタッセルボブ
ぷつっとしたカットラインが魅力的な韓国風切りっぱなしボブです。 縮毛矯正を活用すれば、シンプルでおしゃれなショートヘアも思う存分楽しめます。 ただ髪色を明るくするために、ブリーチもしたい場合は注意が必要です。 縮毛矯正とブリーチの同時施術は髪へのダメージが大きいため、美容師さんに相談しながらメニューを決めましょう!
くせが出づらい長め前髪のマッシュショート
長めの前髪をセンターで分け、襟足を短くカットしたハンサムショートヘア。 くせの出やすい前髪は、あえて伸ばしてサイドに流すことで顔周りの髪と一体化させると、セットの際に扱いやすくなります。 重さのあるマッシュショートは、前髪レスでバランスよく仕上げるのがおすすめです。
シルエットがきれいな前下がりボブ
かっこいいよりかわいい雰囲気が好みの方におすすめなのが、丸みのある前下がりボブ。 やや重めに仕上げることで、くせ毛もなじみやすいスタイルに。 よりスタイリングを簡単にしたい場合は、ナチュラルなストレートパーマをプラスするのも一考です◎
くせを抑えやすい重めボブ
髪全体を重めにまとめたボブスタイル。 髪の重さを利用することで、全体的なくせ・広がりや毛先のハネを抑えやすくなります。 シアーなブラウンカラーと毛先をくるんと巻くスタイリングで、軽やかな印象を作るとGOOD!

くせ毛を抑えるために、ホームケアでできることはある?

くせ毛を抑えるには、サロンでのケアだけでなく、日々のホームケアも大切です。
特に、頭皮や髪の乾燥はくせ毛の原因のひとつとされています。
そのため、髪や頭皮の保湿を意識して、すこやかな状態を保つことがポイントです。

まず、頭皮に優しいシャンプーを選びましょう
アミノ酸系の洗浄成分が含まれたシャンプーは、髪を保湿しながらやさしく洗い上げてくれるのでおすすめです。

さらに、トリートメントやヘアマスクを使って髪をしっかり保湿すると、髪内部の水分量を均一に保ちやすくなり、くせが出づらくなります。
毎日のちょっとしたケアで、いつもよりツヤツヤでまとまる髪を目指せますよ♡

くせ毛を活かしたショートヘアのオーダーポイントは?

くせ毛さんがショートヘアにする際は、ここまでご紹介したように、くせを抑える方法が主流です。
しかし、今注目したいのがくせを活かす方法。
くせ毛を抑えずに活かすことで、自然な毛流れや動きを楽しめます。

セットが苦手な方朝のスタイリングを楽にしたい方は、くせを活かすショートヘアがおすすめです。
自然なくせをそのままに、おしゃれな毛流れをつくるので、簡単にシルエットが決まりますよ◎

うねりやハネを活かすポイントは、レイヤーやパーマを取り入れること。
レイヤーを入れると髪に動きが生まれ、くせ毛さんの持つ毛流れをおしゃれに際立ててくれます。
パーマでふんわり感を強調するのも、くせ毛さんらしい柔らかな髪の動きを活かすのに効果的です。

くせ毛を活かしたショートヘアスタイル5選

くせ毛を活かしたショートヘアは、ナチュラルでおしゃれな印象を演出してくれます。
レイヤーで動きを出したり、パーマで柔らかい質感を作ったりするのがおすすめです。

ここでは、くせ毛さんの個性を引き立てるショートヘアのお手本スタイル5選をご紹介します!
無造作な動きがおしゃれなグランジショート
毛先に遊びを含ませ、無造作な雰囲気を楽しむグランジショートヘア。 くせ毛さんのくせやうねりをおしゃれにアレンジできるスタイルです。 こちらのスタイルは落ち着いたオリーブカラーと艶感スタイリング剤が色っぽい雰囲気で◎
ローレイヤーで落ち着いた雰囲気に
ショートヘアにローレイヤーを組み合わせたスタイルです。 毛先を中心に段を入れるローレイヤーは、軽くなりすぎず落ち着いた雰囲気にまとまります。 収まりのよいシルエットにしつつ、くせ毛さんらしい柔らかな毛流れを活かせるので、ぜひお手本にしてみてくださいね。
くるんとカールした毛先がキュートなミニウルフ
短く切った襟足が伸びてきて、くせが目立ちはじめるころでも大丈夫。 今、そんな襟足を活かしたウルフカットのブームが来ているんです! 個性的なイメージのあるウルフカットですが、毛先をくるんとカールさせてかわいいスタイルにもできます。 ペールベージュカラーで、明るい印象に♡
ラフなパーマで作るこなれショート
マッシュショートボブをベースに、柔らかなパーマをプラスしたスタイルです。 パーマや毛先を遊ばせるようにアンニュイな動きを出すことで、こなれた雰囲気を演出できます。 ハネたり、うねったりするくせも自然にカバーしながら、おしゃれに見せる優秀ショートです◎
動きのある髪がアンニュイなショートヘア
全体的にうねってしまうくせ毛さんは、パーマをかけるとおしゃれ上級者になれちゃいます。 持ち前のくせをおしゃれポイントに活かせるのがこのスタイルのいいところ。 レイヤーを入れてより髪の動きを出すことで、こなれ感をアップさせましょう!

抑えるも活かすも自分次第。臆せずショートに挑戦してみよう!

くせ毛さんにとって少しハードルが高く感じられるショートヘア。 しかし、くせ毛と上手に向き合うポイントを押さえれば挑戦しやすくなるんです! うねりや広がりといった悩みの種も工夫次第でカバーしたり、逆に活かしたりできますよ◎ 今回の記事を参考に、自分らしいショートヘアを楽しんでくださいね。