紫系ヘアカラーってどんな髪色?特徴は?

今、ヘアカラーの定番になりつつあるのが紫系カラー。
ふんわりとしたラベンダーカラーを筆頭に、人気のあるヘアカラーの系統です。

紫系カラーは髪の赤みを抑えてくれる色なので、圧倒的な透明感を手に入れることができます。
そのため、垢抜けた印象になりたい人にぴったりの髪色なんです!
とはいえ、紫系カラーといってもさまざま。
写真のように光に透けた際に覗かせるパープルだったり、
ひと目で紫系の色味だとわかるヘアカラーもあります。
そんな幅の広さも紫系のヘアカラーならでは。
だからこそ、さまざまな色味から自分好みのヘアカラーを探すのも楽しいはず。
さっそく紫系ヘアカラーについて気になるあれこれをチェックしましょう!

紫系ヘアカラーが似合うのはこんな人!

紫系のヘアカラーは、暖色と寒色が混じったヘアカラー
両方の性質がありますが青みが特徴的なので、パーソナルカラーがブルベ夏、ブルベ冬の方に特にお似合いです。

ただ、色ごとにも暖色が強かったり寒色の色味が強かったりと特徴は異なるので、似合わせ方はさまざま。
以降のカラー紹介の項目を参考に、自分のなりたいイメージに合わせて選んでみてくださいね。

ブリーチや色落ち、紫系カラーのQ&A

色の種類はわかっても、ブリーチが必要か、色落ちはどうなるかなどの細かい部分も気になりますよね。 ここでは、サロンに行く前に解決しておきたい紫系カラーのQ&Aをまとめました。

Q1:紫系カラーにするときにブリーチは必要?

A1:色や欲しい明るさによって異なりますが、ブリーチをしなくても紫系カラーを入れることは可能です。
特にバイオレットはブリーチなしでも、比較的入りやすい色なので、覚えておきましょう。

ただし、ハイトーンや淡い色味にしたかったり、しっかり色味を出したかったりする場合は、ブリーチすることをおすすめします。
個々の色を紹介する際に、ブリーチの必要性についても解説しているのでチェックしてみてくださいね。

Q2:紫系カラーの色落ちは?

A2:紫系カラーは、色落ちするとナチュラルな色味に近づきます。

紫を入れる前の髪色が、ワントーン明るくなるイメージです。
色落ちしたあともそのまま楽しめるのが、紫系カラーの特徴なんです。

ただ色落ちの色は、細かい色や元々の髪質によっても異なるので、染める前に美容師さんに確認してみてくださいね。

おすすめ紫系ヘアカラーその1:ラベンダーベージュ

ラベンダーベージュとは、柔らかいベージュカラーに淡いラベンダーの色味を混ぜたヘアカラー。
ブリーチなしでもできますが、ベージュらしい明るめのまろやかな色味にするにはブリーチをするのが◎
ラベンダーは紫系の中でも淡い色合いであるため、全体的に柔らかい雰囲気になります。
そのため、フェミニンっぽさを出したい人におすすめです。
まろやかな色味のラベンダーベージュ
こちらは、ベージュの色味が強くて柔らかな雰囲気のラベンダーベージュ。 ブリーチなしで仕上げたヘアカラーです。 同じ色を重ねれば、ブリーチなしでも明るい髪色にすることができますよ。
ヨシンモリ風で韓国スタイルに
ヨシンモリ風に巻いて、韓国アイドルのような雰囲気を放つスタイル。 ラベンダーベージュの透明感が一層増して、エレガントな印象になります◎ 前髪なしのスタイルが好みの方にもおすすめです。

おすすめ紫系ヘアカラーその2:ラベンダーグレージュ

グレーとベージュのミックスであるグレージュとラベンダーを組み合わせた、ラベンダーグレージュ。
肌馴染みが良いラベンダーに、くすみと透明感のあるグレージュが入ることで抜け感を出したカラー。
大人っぽく上品な印象に見せたい人にぴったりです。
ブリーチありだとくすみがかったラベンダーの色味がしっかりと出ますが、ブリーチなしだと暗めのトーンでツヤのある仕上がりになります。
なりたいイメージでブリーチのありなしを選んでみてくださいね。
ダークトーンがおしゃれなラベンダーグレージュ
暗めのトーンで作ったラベンダーグレージュ。 暗めながらもラベンダーが発色していることで、おしゃれな雰囲気に。 スタイリングはコテで巻いて、ぐっと大人っぽい雰囲気に。
ラベンダーグレージュ×レイヤーで軽やかに
暗髪でも透明感を引き出せるラベンダーグレージュ。 レイヤーを加えることで、さらにヘア全体に動きを出して軽やかに。 スタイリングは、ワンカールで可愛く決めています。

おすすめ紫系ヘアカラーその3:ラベンダーブラウン

ナチュラルなブラウンカラーをベースに、ラベンダーを取り入れたラベンダーブラウン。
暗めのカラーなのでブリーチなしでできますが、ラベンダーの色味を強く見せたい人はブリーチをするのがおすすめです。

深みがありツヤ感たっぷりのカラーである、ラベンダーブラウン。
落ち着きも出しつつ、可愛さもプラスしたい人にぴったりです。
ほんのりラベンダーがおしゃれ
ラベンダーの色味がほんのりと出た、こちらのラベンダーブラウン。 フェミニンさたっぷりのカラーです。 顔まわりのレイヤーは、おしゃれさだけでなく小顔効果も狙えますよ。
くびれボブでフェミニンに
女性らしい印象のラベンダーブラウンに、くびれボブを組み合わせたスタイル。 切り揃った前髪も相まって、フェミニンな印象に導いてくれます。 くびれボブはおしゃれなだけではなく、小顔効果もあるのでおすすめです。

おすすめ紫系ヘアカラーその4:ラベンダーアッシュ

ラベンダーアッシュとは、ラベンダーカラーに灰色がかったアッシュをオンしたヘアカラー。
同じくくすみのあるラベンダーグレージュよりも、青みのあるカラーになります。
そのため、クールで大人っぽい雰囲気になりますよ。
色味がしっかりと出た明るいカラーにしたい場合はブリーチ必須ですが、暗めのカラーで良い場合はブリーチなしでも◎
うるっとウェーブで愛されヘアに
ラベンダーの色味が綺麗に出た、おしゃれスタイル。 スタイリングは、26ミリのアイロンで波巻きに巻いた後、オイルを揉み込んだら完成です。 うるっとした質感が可愛らしいですよね。
縦巻きでエレガントに
ロングヘアとラベンダーアッシュの組み合わせ。 縦巻きで、髪にゆるふわ感がプラスされます。 ロングヘアが落ち着いた女性らしい、エレガントな雰囲気を放っていますね。

おすすめ紫系ヘアカラーその5:ラベンダーピンク

ラベンダーカラーにピンクをミックスした、ラベンダーピンク。
ピンクだけだと甘めになりますが、ラベンダーがプラスされることで大人っぽさもプラスすることができます。
そのため、大人可愛い雰囲気を引き出したい人におすすめです。
また、綺麗にラベンダーピンクを発色させたい場合はブリーチは必要になります。
ラベンダーピンク×ロングでガーリーに
可愛らしいラベンダーピンクとゆる巻きのロングがガーリーなスタイル。 黄ばみを抑えて発色を綺麗にするには、ブリーチが必須。 ブリーチのダメージが気になる人は、ケアブリーチなどを取り入れてみて。
ワンカールで簡単くびれスタイル
外ハネワンカールに、顔まわりをしっかりと巻いたスタイル。 簡単に流行りのくびれスタイルを再現することができます。 ラベンダーピンクのヘアカラーと合わさることで、上品な印象に仕上げています。

おすすめ紫系ヘアカラーその6:パープルアッシュ

紫系の中でも少し暖色系の色味になる、パープルカラー。
その中でもパープルアッシュは、パープルカラーに灰色がかったアッシュを組み合わせたカラーです。
同じくアッシュが入ったラベンダーアッシュと比べると、紫系の色味が強いカラーになります。
こなれ感や抜け感を出したい人におすすめのカラーです。
ブリーチありでもなしでも楽しめるので、自分のイメージに合わせてみてくださいね。
ミニボブと合わせて、凛としたかっこよさをプラス
普段は可愛らしい印象のパープルカラーですが、パープルアッシュはそこにピリッとかっこいいスパイスを加えた色味。 毛先を切り揃えたやや前下がりのミニボブと組み合わせれば、横顔から凛としたかっこいい印象にしてくれます。 ハンサム女子になっちゃいましょう!
深めのパープルアッシュで大人っぽく
こちらはパープルアッシュとロングヘアの組み合わせです。 深めのパープルアッシュにすることで、髪のツヤ感を目立たせ、ストレートヘアを美しく見せてくれます。 毛先を重めにしたヘアスタイルが、より大人っぽい雰囲気を演出します◎

おすすめ紫系ヘアカラーその7:パープルブラウン

パープルブラウンとは、赤みがかった紫系であるパープルカラーに、同じく赤みのあるブラウンを組み合わせたカラー。
そのためカラーは、暖かみのある印象になります。
深みとツヤが溢れるカラーなので、落ち着いた女性らしい印象になりたい方にぴったりです。
ブリーチはなしだとナチュラルな色味に。
ブリーチありだと色味が強く出て、暗髪でも華やかな雰囲気になりますよ。
ハイライトで立体感プラス
全体をパープルブラウンで染めたヘアスタイル。 一部にハイライトが入っているので、立体感が出ます。 動きが出て、軽やかに見えますよ。
甘めなピンクパープルブラウン
パープルブラウンにピンクをミックスしたこちらのカラー。 一気に甘めな雰囲気になります。 可愛らしく見せたい人にもってこいのカラーです。

おすすめ紫系ヘアカラーその8:パープルグレー

パープルカラーにくすみがかったグレーをミックスした、パープルグレー。
青紫っぽさが強く、透明感をたっぷり出したい人におすすめのカラーです。
ブリーチなしでもできますが、染まりにくいためブリーチをするのが◎
パープルグレー×外ハネでこなれさせて
パープルが強めのパープルグレー。 顔まわりを巻いた外ハネスタイルと組み合わせて、こなれ感を演出しています。 このような発色のヘアカラーにしたい場合は、ブリーチ必須です。
パープルグレーで上品に決めて
こちらは、ブリーチなしのパープルグレー。 暗めのパープルグレーが透明感のあり、上品に決まります。 仕上げはオイルをつけて、艶を出すのがポイント。

おすすめ紫系ヘアカラーその9:カシスカラー

カシスカラーとは、その名の通り果実のカシスのような紫がかった赤みのあるカラー。
こっくりとしたおしゃれな色合いが特徴のカラーです。
ぱっと目を引くカラーですが肌馴染みも良いので、周りと差をつけたい人に◎

ブリーチありでもなしでも叶えることができるカラーです。
鮮やかなカシスブラウンで個性を出して
少し深めの鮮やかな、カシスブラウン。 ぱつんとしたフルバングと組み合わせることで、抜け感たっぷりに。 周りとひと味違うスタイルにしたい人にもおすすめです。
顔まわりがパッと明るいカシスボブ
少しオレンジみも感じるカシスカラー。 顔まわりがパッと明るくなるカラーリングです。 毛先を内側に軽く巻いて、愛らしい雰囲気を手に入れましょう。

おすすめ紫系ヘアカラーその10:バイオレットアッシュ

紫系の中でも青みが強い、寒色系のバイオレットカラー。
バイオレットアッシュは、バイオレットカラーにアッシュをミックスしたヘアカラーです。
全体的に寒色系になるカラーなので、クールに決めたい人におすすめです。
ブリーチありなしで雰囲気がガラッと変わるので、雰囲気はカタログを参考にしてみてくださいね。
暗めカラーで清楚な印象に
暗めのバイオレットアッシュは、清楚な印象を引き出します。 ウェーブ巻き×外巻きで女の子らしい雰囲気になれます♡ 暗髪ロングのスタイルが好きな方にぴったりです。
グラデーションカラーで透け感たっぷりに
バイオレットアッシュのグラデーションカラーを入れたスタイル。 グラデーションカラーにすることで、透け感たっぷりになります◎ 顔周りにレイヤーを入れ、センター分けにすることで、大人っぽさも増しますよ。

おすすめ紫系ヘアカラーその11:バイオレットグレージュ

バイオレットグレージュとは、バイオレットカラーにグレージュを組み合わせたヘアカラー。
グレーを多めにすると大人っぽく、ベージュを多めにすると柔らかい雰囲気になります。
暗めのトーンでも透明感が出るので、洗練された印象になりたい人におすすめです。
ブリーチありだと紫やベージュが綺麗に発色し、ブリーチなしだと暗髪ながら軽やかさが出ますよ。
くすみ感がおしゃれなバイオレットグレージュ
くすみがきいたバイオレットグレージュ。 透明感があり、儚げな雰囲気を演出できます。 カラーは、ブリーチありのダブルカラーで仕上げています。
韓国風の上品スタイル
ツヤのあるバイオレットグレージュと、韓国風の巻き髪であるヨシンモリの組み合わせ。 前髪なしで大人っぽく、品のあるスタイルになります。 綺麗めな雰囲気が好きな方にぴったりです。

おすすめ紫系ヘアカラーその12:ブルーバイオレット

ブルーとバイオレットを掛け合わせた、ブルーバイオレット。
青みや紫の色味でクールさやミステリアスさを引き出せる、魅力的なカラーです。
ブリーチありでもなしでもできますが、元の髪色によってはブリーチが必要になることも。
鮮やかな発色にしたい場合は、ブリーチ1回はマストです。
艶やかなブルーバイオレット
発色が美しい、艶やかなブルーバイオレット。 周りの目を惹きつけられるカラーです。 カラーを持たせるには、カラーシャンプーなどを使ってケアするのが◎
大人女子のブルーバイオレット
暗めのブルーバイオレットカラー。 落ち着いた、大人女子の雰囲気を演出できます。 暗髪にさりげなく、バイオレットカラーを仕込みたい方に最適です◎

紫系へカラーで垢抜けよう♡

他のヘアカラーにない、神秘的な透明感を叶えられる紫系カラー。 実際に染める時は、自分の理想のカラーを美容師さんに見せてくださいね。 今の自分よりも一歩進んだ垢抜け女子に、アップグレードしちゃいましょう!