世代を問わず人気。メンズウルフカットの魅力

ウルフカットとは、トップは丸みをもたせたマッシュルームカットに、下部にはレイヤーを入れて襟足部分を軽やかに仕上げた髪型のこと。
襟足部分がオオカミの毛先に似ていることから、ウルフカットと呼ばれるようになりました。

そんなウルフカット、実は若い人の髪型だと思われがち。
しかし世代を超え取り入れたくなる魅力をウルフカットは持ち合わせているんです。

魅力1:気軽に今っぽさがまとえる

まずご紹介するウルフカットの魅力は、気軽に今っぽさがまとえること。

男女問わず昨今はレイヤーを取り入れたスタイルが定番に。
そのためレイヤーを入れて作るウルフカットなら、簡単に今っぽい印象をつくることができるんです。

魅力2:世代を問わず取り入れられる

続いてご紹介する魅力は、世代を問わず取り入れられること。

先述の通り「若い世代向けの髪型で年齢を重ねてから取り入れるのは難しそう……」と思う方が多いのも事実。
しかしウルフカットはおしゃれなシルエットだけでなく、たっぷり入ったレイヤーによって頭の形をカバーしてくれる一面もあるんです。
またふんわりとボリュームも出るので、髪のハリ・コシを失いがちな世代の方にもおすすめな髪型です。

魅力3:スタイルが豊富で似合う形が見つけやすい

最後にご紹介する魅力は、スタイルが豊富で似合う形が見つけやすいこと。

一概にウルフカットと言っても、長さやベースの髪型が異なればその仕上がりは様々。
自身の悩みや、目指す雰囲気をもとにあなたにぴったりのウルフカットを探してみてくださいね。

メンズウルフカットを目指す際に必要な長さ

ウルフカットは襟足を長めに残すのが大前提。
ショートウルフでも襟足部分は指でつまんでも残る長さがあるとベター。
また長めのウルフであれば襟足部分は10cm程度みておくのがおすすめです。

メンズウルフカットはセットありき?

ウルフカットを躊躇する方の中には、ヘアセットにハードルを感じている方も多いのだとか。

結論ウルフカットはフォルムバランスを整えたり、毛が多くなりがちな襟足のあしらいを整えるためスタイリングをするのが一般的です。
しかしどうしてもスタイリングが苦手な方はオーダーの際、その旨を美容師さんに伝えましょう。 スタイル次第ではノーセットでも取り入れることが可能です。

ウルフカットはノーセットの場合、レイヤーの印象が弱まりナチュラルな仕上がりに。
とは言え髪がぺたんとなりすぎることはなく、程よいボリューム感を出すことができます。

おすすめメンズウルフカット1:ショートウルフ

ショートウルフとはその名の通り、ショートレングスで取り入れたウルフカットのこと。
髪の短さゆえに清潔感ある爽やかな仕上がりになるため、ビジネスパーソンでも取り入れやすいのがポイントです。

ここからはおすすめのショートウルフを紹介していきます。
シンプルなスタイリングでつくるショートウルフ
毛流れを整えるだけのシンプルなスタイリングでつくるショートウルフ。 顔まわりは髪を長めに残すことで、輪郭補正効果が期待できます。 つくり込みすぎていないナチュラルなウルフを求める方におすすめです。
細かなカールを施してやんちゃな印象に
細かなカールを施したやんちゃな印象のショートウルフ。 額を出すことで見える肌面積も広がり、清潔感もアップします。

おすすめメンズウルフカット2:長めウルフ

王道のウルフカットに挑戦したい方は長めウルフがおすすめ。
レイヤーによる髪の動きがよく分かり、ヘアアレンジやパーマも十分に楽しむことができます。r> ここからはおすすめの長めウルフを紹介していきます。
パーマがおしゃれに決まる長めウルフ
黒髪の長めウルフにスパイラルパーマを合わせたこちら。 髪に長さがあることで、強めのカールもおしゃれに決まります。 仕上げはヘアオイルやジェルでセミウェットにして、少しボリュームを落ち着かせると◎
レングスとヘアカラーでアンニュイな雰囲気に
アンニュイな雰囲気漂うこちらの長めウルフ。 合わせるヘアカラーはミルクティーカラーで、長さゆえに重たくなりがちなウルフに抜け感を。 仕上げはワックスを全体に馴染ませ、毛束を細かくほぐしてフォルムを整えたら完成です!

おすすめメンズウルフカット3:マッシュウルフ

マッシュウルフとは、マッシュをベースとしたウルフカットのこと。
一般的なウルフカットに比べて丸みを帯びたシルエットが特徴で、中性的な印象に。
柔らかい雰囲気に仕上げたい方や、重ためのスタイリングがお好きな方におすすめです。

ここからはおすすめのマッシュウルフを紹介していきます。
丸みを帯びたシルエットで中性的な印象に
前髪からサイドまで同じ長さで切り揃えた横ラインが印象的なマッシュウルフ。 丸みを帯びたシルエットが中性的な印象を与えます。
スタイリングとハイトーンで軽やかな印象に
こちらは無造作に仕上げたマッシュウルフ。 上部に重みのあるマッシュウルフも、スタイリングとハイトーンで軽やかな印象に。 スタイリングの際は細かな束感を意識するのがポイントです。

おすすめメンズウルフカット4:ツーブロックウルフ

ツーブロックウルフとはその名の通り、ツーブロックとウルフを組み合わせた髪型のこと。
サイドを刈り上げる、もしくはカットで短く整えることで爽やかな印象に。
ビジネスパーソンや、清潔感を重視する方におすすめのスタイルです。

ここからはおすすめのツーブロックウルフを紹介していきます。
長めレングスでも爽やかな印象に
こちらは刈り上げなしでつくるツーブロックウルフ。 サイドの短く整えられている部分に上部の髪を被せることで、こめかみ部分のボリュームを抑制。 長さはありつつも、爽やかなスタイルが叶います。
刈り上げを入れたツーブロックウルフ
サイドを刈り上げたツーブロックウルフにゆるめのスパイラルパーマで動きを演出。 色気と柔らかさが溢れるスタイルです。 仕上げは艶系のスタイリング剤を馴染ませて、シルエットを整えれば完成です。

おすすめメンズウルフカット5:センターパートウルフ

センターパートとは前髪を中央で左右に分けたスタイルのこと。
独特なシルエットゆえに重さが出やすいウルフと合わせることで、程よい抜け感が生まれ今っぽい印象に。
見える肌面積も広がるので、清潔感もアップします。

ここからはセンターパートを取り入れたおすすめのウルフカットを紹介していきます。
個性的な雰囲気はそのままに清潔感と爽やかさを
ショートウルフとセンターパートを合わせたこちら。 個性的な雰囲気はそのままに、額が見えることで清潔感と爽やかさがぐっとアップ。 前髪はなるべく狭い範囲で分け、根元をふんわり立ち上げるとおしゃれに決まります。
センターパートでスタイルに抜け感をプラス
長めウルフの前髪はセンターパートにしてスタイルに抜け感を。 長い前髪のあしらいに悩む方は、カタログのようにフェザーパーマをかけると◎ 軽くて動きの出しやすい質感となり、大人の色気を纏うことができます。

おすすめメンズウルフカット6:パーマウルフ

個性的なウルフカットをもっと楽しむならパーマを合わせるのがおすすめ。
パーマによる動きとレイヤーによる動きが相まって、無造作感がおしゃれなスタイルに。
よりカジュアルな印象が強くなります。

ここからはパーマを取り入れたおすすめのウルフカットを紹介していきます。
プードルパーマでカジュアルに
こちらはマッシュウルフにプードルパーマを合わせたスタイル。 細かなカールがウルフの独特な雰囲気と相性抜群。 カジュアルな仕上がりがお好きな方や、周りと差がつくスタイルを求める方におすすめです。
ゆるめのスパイラルで柔らかな動きを
色気ある長めのウルフカットにスパイラルパーマで柔らかい動きを表現。 顔まわり、襟足が長めでも軽い印象をつくることができます。 仕上げは髪全体にヘアオイルを馴染ませ、シルエットを整えればOK。 襟足にもしっかりつけるのがポイントです。

悩みや理想をもとにあなただけのウルフカットを探そう

ウルフカットのオーダー前にチェックしたいポイントから、参考となる見本スタイルまで幅広くご紹介していきました。 ウルフカットは長さや合わせる髪型によって雰囲気ががらっと変わります。 抱える悩みや理想の仕上がりをもとに、あなただけのウルフカットを見つけてみてくださいね。 この記事で見つけたお気に入りのカタログはオーダーの際、美容師さんに見せると施術がスムーズに。 言葉では伝わりにくい細かなニュアンスも伝わりやすくなり、希望通りの仕上がりに近づきます。