ピンクアッシュってどんな髪色?

甘めのイメージが強い、派手に見えそうという理由から「ピンク系の髪色って可愛いけど、ちょっと勇気がいるかも……」と感じる方も多いでしょう。
そこで注目したいのが、青みのあるアッシュを混ぜ、ピンクをほんのりくすませたピンクアッシュです。

アッシュによるくすみが甘さを落ち着かせてくれ、可愛らしさと大人っぽさを両立できる色味。
鮮やかすぎず、でもしっかり華やか。
そんな“ちょうどいい”ピンク系カラーを楽しみたい方にぴったりです。

ピンクアッシュが似合うのはこんな人

そもそも、ピンクアッシュに含まれるアッシュは、青みがかった灰色のカラーです。
ピンクに青みが加わるという点から、ピンクアッシュは青みピンクが得意なブルベ夏・冬タイプにお似合いのカラー。
取り入れることで一気に顔色を明るく見せることができます。

ピンクアッシュにブリーチは必要?どんな色になる?

ヘアカラーを決める上で切ってもきれないブリーチの必要性。
結論、ピンクアッシュはブリーチありでもなしでも染められるヘアカラーです。

ピンクアッシュのくすみ感やピンクの発色をしっかり引き出すにはブリーチが必要。
クリアな発色を目指すなら1~2回のブリーチをするのがベターです。
ブリーチを重ねれば髪に透け感が生まれ、ご覧のような淡く印象的な髪色に仕上がります。

ブリーチなしのピンクアッシュはどんな色になる?

ブリーチなしでも可愛く仕上がるピンクアッシュ。
地毛のような暗髪に乗せる場合、ご覧のように光の加減でうっすらとピンクを感じる髪色になります。
ピンクの印象が強くなりすぎないので、甘さと大人っぽい自然なこなれ感を同時に叶えたい方におすすめです!

なお、ブリーチなしでの色味の仕上がりは元の髪色に左右されます。
今の髪色からブリーチなしでどのくらいの明るさになるのかは、美容師さんにぜひ相談してみてくださいね。

ピンクアッシュはどれくらいもつ?色落ち後の色味は?

ピンクアッシュに含まれるアッシュは、ヘアカラーの中でも色落ちが早いとされています。
とはいえピンクアッシュ自体は、色が持つピンクも含んでいるため、比較的長めに発色を楽しむことができるでしょう。

色落ち後の色味は、ブリーチの有無によって様々。
例えばブリーチなしの場合、1ヶ月ほどで褪色していき、赤みを帯びたブラウンカラーになることが多いです。
ブリーチありの場合は、1週間程度で褪色が見られ、徐々に金髪に近づいていきます。
色落ちしてもほんのりピンクのニュアンスが残るので、徐々に変化する過程も可愛く楽しめますよ。

【トーン別】明るめピンクアッシュ色見本

ピンクアッシュは色味の幅が広いのも特徴のひとつ。 特に、トーンによって印象が変わりやすいんです! 明るめピンクアッシュは、ピンクの色味をしっかり感じさせつつ、ピンク単色ほど奇抜になりにくいのがポイント。 可愛らしさや華やかさ溢れるスタイルに仕上げられます。 ここでは色味の淡いハイトーンから、ピンクがしっかり発色した中明度のカラーまでをベースに、明るめピンクアッシュとしてご紹介します。

ラフなショートにマッチするハイトーンピンクアッシュ
しっかり色味を抜いてからピンクアッシュをオン。 ふんわりとした色味がラフなスタイリングのショートヘアにマッチしています。 アッシュのくすみもしっかり出ているので、可愛らしすぎず楽しめる髪色です。
ペールトーンのピンクアッシュは透明感抜群
ブリーチ2回以上必須のペールトーンなピンクアッシュ。 透き通るような色合いが魅力で、肌まわりを明るく演出します。 柔らかな質感が際立つため、目立ちすぎずにパッと映えるハイトーンを楽しみたい方におすすめです。
大人可愛いボブに仕上がるくすみピンクアッシュ
どこか幼い印象を受けやすいボブスタイルも、ピンクアッシュを合わせることで大人っぽいスタイルに。 毛先をワンカールさせるとシルエットが柔らかくなり、カラーとの相性がさらにアップ◎
軽やかな印象が際立つ明るめピンクアッシュ
外ハネパーマでくびれラインを強調したボブスタイル。 そこに程よい明るさのピンクアッシュをプラスしています。 動きのあるヘアスタイルと透けるような明るさのピンクアッシュが好相性です。
ブラウンベースのピンクアッシュでカジュアルに
抜け感のあるカジュアルなショートヘアに、ブラウンベースのピンクアッシュを合わせたスタイル。 ピンクアッシュはブルベ向きの髪色とされていますが、ブラウンなど黄みのある色味を合わせることでイエベさんでも挑戦しやすい色味になります。
ミックス巻きで作るエレガントロングのピンクアッシュ
コテで全体をミックス巻きにしたロングヘアスタイルに、色味が際立つピンクアッシュを合わせて華やかに。 ピンクの甘さにアッシュの透明感が加わり、エレガントな印象になります。

【トーン別】暗めピンクアッシュ色見本

一方、暗めのピンクアッシュは、地毛の色味にほんのりピンクを感じさせるような仕上がりに。 落ち着いた雰囲気を醸しつつ、かすかなピンクとくすみ感で、スタイルを重たく見せません。 柔らかさと上品な可愛さを兼ね備えた髪色なので、髪を明るくできないけど少し甘めにしたいという方にもおすすめです。

ピンクアッシュで甘めのショートに
丸さのあるショートにピンクアッシュをマッチさせたこちら。 さっぱりとした短めスタイルですが、カットとカラー両方に柔らかさがあるので、優しげな印象に見えます。
無造作感のあるボブにピンクアッシュで抜け感をプラス
ほんのりピンクでアッシュが強めなこちらの色味。 髪に無造作な動きをつけたボブに、ピンクアッシュ特有の透け感が加わり、こなれた抜け感ヘアに仕上がります。
ピンク系カラーの鎖骨ミディアムレイヤーで女っぽさ抜群
鎖骨レングスのミディアムレイヤー。 そこに、ほどよい甘さとツヤ感を添えるピンクアッシュを重ねれば、まるで光をまとったような柔らかい表情を生み出してくれます。
ナチュラルピンクアッシュで仕上げたストレートヘア
重く見えがちなストレートヘアを軽やかに見せられるのも、透明感のあるピンクアッシュならでは。 元の髪色にほんの少しのスパイスを加えたスタイルなので、見た目はかなりナチュラル。 初めてピンクアッシュにする人でも挑戦しやすいはず。
ロングに甘さ控えめのダークなピンクアッシュ
暗めのベースにほのかに見えるピンクアッシュスタイル。 控えめな甘さで大人っぽさに憧れる方にはぴったりです! 毛先を中心にくるんと巻いて、大人な印象に可愛らしさをトッピングしましょう◎

ピンクアッシュカラーを綺麗に維持する方法

独特のくすみや透明感、ブリーチやトーンによって変わるピンクの発色が持ち味のピンクアッシュ。
繊細な色味だからこそ、キレイに色味を維持したい方も多いでしょう。

まずは、カラーシャンプーや紫シャンプーを使って優しく洗うのがポイント。
お湯はぬるめにし、洗髪後はタオルドライで水分を軽く取ってから、オイルやトリートメントをなじませてあげましょう。
乾燥を防ぎながらツヤ感をキープすれば、ピンクアッシュならではの可愛らしさがぐっと長持ちします。

可愛らしさと大人っぽさを両立できるピンクアッシュ。 ぜひケア方法もチェックして、色味を長く楽しんでみてくださいね!