就活中の髪色、どうしたらいい?

大学4年生になると、これまで意識していた就職活動がいよいよ本格的にスタートします。 エントリーシートや面接練習、インターンなど、準備で大忙しの人も多いのでは? そんな中で忘れてはいけないのが身だしなみの問題。 とくに髪色は、エントリーシートの写真から対面やオンラインの面接まで、全てに影響するポイントです。 このとき、ただ暗くすればいいと思っていると、のちのち自分の髪色に後悔してしまうことも。 就活中も、そして就活後も満足のいく髪色にしておきたいですよね。 今回はそんな就活中の髪色について、みなさんが疑問に思いやすいことをQ&Aの形でまとめました。 さらに就活期間でも取り入れやすいヘアカラースタイルについてもご紹介していきます。

Q1:就活中の髪色、どの明るさまでOKなの?

A:一般的には、7トーン以下が望ましい

トーンとは髪色の明るさのことを指す単位で、4トーンから16トーンまでの領域があります。
前についている数字が大きければ大きいほど、明るい色に位置付けられます。

7トーンは地毛に近いような濃いめの色で、肉眼ではほぼ黒に見えるでしょう。
就活中は身だしなみの清潔感が求められることが多いので、黒髪でなくても7トーン程度に抑えておくと失敗がありません。

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Q2:やっぱり黒染めしないといけないの?

A:できればしない方が、後で後悔しない

暗めの髪色にしていたとしても、色が抜けたら塗り直さないといけません。
先ほどのトーンの説明も聞いた後なら、「やっぱり黒染めをしなきゃ!」と思うかも。

しかし、一旦黒染めをすると色を抜くことが非常に困難になります。
後で髪を明るくしようと思っても、髪色に黒染めの影響が出てしまい思った色にできないと後悔することに。
そのため、企業の指定がない限り、なるべく美容院にこまめに足を運んで暗めの色をキープするのがおすすめです。

黒染めせずに暗めの髪色にしたいときは、黒髪っぽく見えるアッシュグレーやダークグレージュ、地毛っぽい色合いのダークブラウンを選ぶと良いでしょう。 ブリーチなしで取り入れればしっかり暗いトーンになるので、就活向き。 さらに透明感や柔らかさも演出できるので、おしゃれさを損なわずにいられます。 以下では各カラーを使った、おすすめヘアスタイルをご紹介しています。

落ち着いて見えるアッシュグレー

アッシュグレー × ショートでスッキリ見えスタイル
ダークトーンのアッシュグレーをのせたコンパクトなショートスタイル。 色とフォルムがスッキリ見えて、清潔感を感じるスタイルです。 サイドの髪を耳かけすると、清潔感がさらにアップし、大人っぽい雰囲気もプラスされます。
赤みと黄味のないアッシュグレーで大人っぽロングに
アッシュグレーカラーは赤みや黄味を消して作る髪色。 髪の透明感を作りつつ、肌を綺麗に見せてくれます。 ブラックやグレーなどの色が多いスーツとの相性も抜群です。

おしゃれに見えるダークグレージュ

透明感抜群のグレージュをのせて髪色に軽さを
ダークグレージュは、暗めのトーンながら透明感抜群の髪色。 屋外ではこちらの写真のように透き通った色に見え、屋内では地毛のように暗く見えるという一石二鳥なカラーです。 暗髪に軽さを生むことで、ラフなミディアムヘアからも清潔感を感じられるでしょう。
ダークグレージュ × 韓国風スタイルで休日はおしゃれに
ダークグレージュと相性抜群な韓国風スタイル。 こちらは顔まわりの髪の毛を外に向かって流すエギョモリヘアです。 韓国風のスタイルは、コテで巻くことで完成される髪型が多いので、巻きを入れずストレートにしておけば、就活中も意外と使いやすい髪型! 色と合わせて髪型も工夫できると良いでしょう。

優しげな印象に見えるダークブラウン

ダークブラウン × まとまるストレートボブ
毛先がくるんとまとまるストレートボブにダークブラウンをON。 地毛らしいナチュラルな色に柔らかさが加わったダークブラウンは、ヘアスタイルに優しい印象をプラスしてくてます。
前髪なしのロングスタイルもダークブラウンで柔らか印象に
前髪なしのストレートロングは、直線的で大人っぽく見える髪型。 印象がキツくなりすぎないように、ダークブラウンカラーで柔らかさをプラスしています。 就活中はまとめ髪で過ごすことが多いので、前髪のスタイリングが簡単な前髪なしスタイルは面接前のセットでも重宝しそう! 休日はこちらの写真のように、毛先や前髪を巻いて韓国っぽくすると◎

Q3.:髪色に色を混ぜても大丈夫?

A:基本的には黒や暗い茶色、職種によっては要相談

いつでもおしゃれでいたいのが乙女心。
「ちょっとだけなら色を入れてもいいかな……」と考える人も少なくありません。

先にご説明した通り、就活中の髪色は、基本的には黒もしくは暗い茶色に見えるのがベター。
色は入れない方が無難でしょう。
しかし、アパレル業界や美容業界、さらにはその職種によって、髪に色が入っていてもOKなところもあります。
しっかりと自分の行きたい業界の雰囲気を調べておくといいでしょう。

もし色を混ぜるのであれば、ピンクブラウンカラーに挑戦してみては? ピンクブラウンは、文字通りピンクとブラウンを混ぜたカラーで、落ち着いた色味の中に女性らしい雰囲気が感じられる髪色です。 見た目は、暗めの茶色ですが光に当たったときにうっすらピンクが見えるような色なので、好印象間違いなし!

色を入れるなら女性らしく見えるピンクブラウンが◎

シンプルなボブヘアにピンクブラウンをのせて女性らしく
光に当たってうっすらピンクを感じるくらいの明るさが、ピンクブラウンのベタートーン。 女性らしい雰囲気のカラーなので、丸く愛らしいボブヘアとの相性も抜群です。
色を足し、深みを出したピンクブラウン
黒髪よりも可愛らしく、優しい雰囲気が出るピンクブラウン。 こちらはさらにパープルカラーを入れて、色に深みを出しています。 就活中はストレートできっちりまとめ、休日は写真のようにゆるっとした巻き髪であれば髪の美しさが際立せて!

就活中は暗髪を工夫してとことん楽しもう!

就活中はハイトーンの髪色にするのは難しいですが、落ち着きのある暗髮スタイルをとことん楽しめる機会でもあります。 明るさのボーダーラインは、ヘアサロンで相談しながら決めるのもおすすめです。 好感度がアップする暗髮のヘアスタイルで、内定をゲットしちゃいましょう!