俳優、田中圭さんインタビュー「駆け引きより“そんなに正直に生きてるの！？”って女性の方が魅力的」

稽古は嫌い。だけど舞台は芝居をするうえで最高に贅沢な環境だから続けてしまう

舞台作品は1年に1本は出演しています。ただ、舞台出演のオファーってかなり早いんです。だから『CHIMERICAチャイメリカ』のお話しをいただいたときも、別の仕事のことで頭がいっぱいだったので「どうしようかな…」と思っていたのですが、共演する満島真之介や、眞島秀和さんから「お前も出演しろ」と言われて。

何度か共演して仲良くなりました。舞台はとにかく大変なので、一緒に楽しめる人と共演できないと嫌なんです。2人とも仲は良いけど、なぁなぁになるのではなく、芝居で勝負できる人なので。お互い、演技について意見を言い合えるので共演していて楽しいです。

まったくないです（即答）。僕、発声練習もしない、台詞の練習もしない、体力作りもしないです。

台詞の練習をしないのはわざと。もちろん、覚える作業はしますけど、ある程度、頭に入ったらそれで終わり。舞台は共演する俳優と作るものだと考えているので、2人では練習しますけど、1人ではしない。シーンの見え方や自分の演じる役の意味などは考えますが、それを芝居にのせるのはしないです。役作りは限界があるじゃないですか。だったらやらなくてもいいのではと思うタイプ。それに、基本的に稽古が嫌いなんです。稽古って長時間だから、飽きてしまうんです。稽古中は大体、チラチラ時計見ながら「稽古終了まで、あと2時間もあるよ…」って。

例えるなら、稽古は受験勉強と同じ。受験勉強ってやりたくてやる人ってあまりいないじゃないですか。でも合格したいから勉強しないわけにはいかない。稽古もそんな感じです。

舞台は芝居をするうえで一番贅沢な環境だと思っています。“生もの”ですし、作品を作り上げていく過程も楽しい。僕自身、芝居が大好きで役者をやっているので、ドラマ作品では得られない楽しさが舞台にはあるんです。だから、いろいろ文句言いながらもまた次の舞台に参加しちゃいます（笑）。

男性も女性も“バカ”な人が好きだし、友達になりたい。

違うことを思っているのに、ウソを言ってしまう女性よりは、意思表示がはっきりしているタイプがいいです。思っていることが顔に出ちゃう女性は嫌いじゃないです。基本的に僕、男性も女性もバカが好きなんです。頭が悪いバカではなくて、バカ正直のほう。“そんなに正直に生きているの君！”という人が好きです。女性は駆け引きしたり本音と建て前を分けて話したりする人が多いじゃないですか。それよりも自分を強く持って本心で話す女性のほうが安心します。

本当にないんですよ。似合っていればどんなヘアスタイルでもいいと思うので。でも、真っ黒よりは明るいヘアカラーのほうが好きかな。僕自身がずっと黒髪なので。その反動で明るい髪色の女性は憧れるかも。

これもまったくないです（笑）。ただ、髪色を変えたいと思ったことが一度もないだけ。役で変えないといけない以外、自分から染めることはないです。特にやってみたい髪型もないです。

肌！？　これこそ何もやってないです。普通に顔洗って、化粧水パパッとつけてるだけ。別にこだわりの化粧水ってわけでもなく。ただ、最近、吹き出物ができるので困っています。だから皮膚科でもらった薬を塗ってます。

仕事と家の往復じゃつまらない。仕事が忙しいときほど、同じだけ遊びたい！

仕事が終わった後にまっすぐ帰らないこと。もちろん、早く仕事が終わってチビが起きていたり、家族でご飯を食べられる時はまっすぐ帰りますが、遅くなったときはワンクッション置いて帰る。地元の友達を呼び出して5分だけ喋ったり、ジムに行ったり。仕事と家の往復が嫌なんです。毎日台詞を覚えて、早起きして、朝から晩まで仕事して、「はぁ、今日も疲れた。明日も早いから体調を整えて早く寝ないと」なんて日々、何が楽しいんだ！と思っちゃう（笑）。忙しくても、睡眠時間削って同じだけ遊んでやる！と考えるほうです。ただ、そこは奥様の機嫌を見ながら、そろそろまずいなと思ったときはスッと帰る（笑）。家庭あってこその自分なので、バランスは大事にしています。

この間、近所の友人を集めてジョギングしました。走った後に飲みに行ったりしないで、本当にただ走るだけ。走り終わって汗だくで「走ったなぁ～」なんて少し喋って「じゃっ！」と別れる。「俺たち体に良いことしていてストイック～！」って自画自賛です。前回のジョギングは6kmぐらい走りましたが、1人が「お前らについていけない」ってへばったヤツがいて。まぁ、それが眞島さんなんですけど（笑）。

めちゃくちゃ楽しい現場を作りたいです。正直、作品を観てくださる方のことを考えて仕事をしたことがなくて、それよりも現場で楽しく仕事がしたいと思っています。そうすれば、その楽しさが作品から伝わって観てくださる方に届くと思っているので。反対に現場で100％の力を出せなかったら、良い作品はできないですからね。

プロフィール

タナカケイ／1984年7月10日生まれ。2000年にデビューし2003年ドラマ『WATER BOYS』で話題に。『幻蝶』『江戸は燃えているか』『サメと泳ぐ』など多くの舞台作品に出演。この夏には『劇場版 おっさんずラブ（仮）』の公開が控えている。

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『CHIMERICAチャイメリカ』 2月6日（水）～2月24日（日）まで世田谷パブリックシアターほか、愛知、兵庫、宮城、福岡にて公演 1989年、中国で起こった天安門事件に居合わせた19歳のアメリカ人ジョー（田中圭）は、戦車の前に立ちはだかる“タンクマン”の姿をカメラに収める。それから23二十数年後、中国人のヂアン・リン（満島真之介）からタンクマンの事実を聞き、彼の軌跡を追い始める。気鋭の英国人劇作家ルーシー・カークウッドの劇作を栗山民也の演出で上演。

構成／堀内章加（本誌）　取材・文／中屋麻依子　撮影／齋藤裕也（t.cube）

田中圭さん 直筆サイン入り写真プレゼントキャンペーン　応募要項

■キャンペーン概要 HOT PEPPER BeautyのTwitter公式アカウントをフォロー＆リツイートしてくれた方の中から、抽選で1名様に田中圭直筆サイン入り写真をプレゼントします。 ※既ににフォロー中の方は、リツイートだけしてください。 ■応募方法 （１）HOT PEPPER Beauty公式Twitterアカウント（@hotpepperbeauty）をフォロー （２）HOT PEPPER Beauty公式Twitterアカウントがツイートする対象のキャンペーン投稿をリツイート 　公式TwitterアカウントURL 　https://twitter.com/hotpepperbeauty ■賞品 ・田中圭直筆サイン入り写真　・・・1名様 ■応募期間 2019年1月25日(金)～2019年1月31日(木)23:59

■抽選・当選者の発表 厳正なる抽選の上、2019年2月1日（予定）に、ご当選者様のTwitterアカウントへDM（ダイレクトメッセージ）にてご連絡いたします。 なお、当選者の方への当選のご通知をもって発表に代えさせていただきます。

■注意事項 ・当選結果に関するお問い合わせにはお答えいたしかねます。 ・賞品の譲渡・転売・換金することを固く禁止させていただきます。 ・本キャンペーンは予告なく変更・中止させていただく場合がございます。 ・本サービスへのアクセス集中や通信回線の状態による遅延、不具合などにより本サービスへのアクセスや登録・表示などができないことにより発生した損害、または起因して発生したすべての事象につきましては、原因の如何によらず一切の責任を負いかねますので、その旨ご了承の上ご利用ください。 ・弊社側で不正と判断した場合は、賞品進呈の対象外とさせていただきます。 ・当選通知受信後、指定の期限までに、ご連絡先、賞品お届け先等、必要事項を指定の方法でご連絡ください。ご連絡や必要事項が期日以内にない、または揃わない場合は当選を無効とさせていただきますのでご注意ください。また必要事項を入力する応募フォームは、締切日が過ぎ次第、削除させていただきますのでご注意ください。 ・賞品の発送は日本国内に限らせていただきます。 ・ご住所の入力内容に誤りがあり不達となった場合や、期間内にお受け取りいただけない場合は、権利が無効となる場合がありますので、ご注意ください。 ・関係者の応募はご遠慮ください。 ・キャンペーン期間を過ぎたエントリーは、プレゼントの対象外となります。 ・当選の権利を他の方にお譲りいただくことはできません。 ・次のいずれかの事象が起きた場合、プレゼントをご提供できない可能性がありますので、あらかじめご了承ください。 　１）地震などの天変地異・火災・停電・倒産・輸送中の事故・その他不可抗力により、該当のプレゼントが破損したり、お届けすることが困難な場合 　２）運用上または技術上、当該キャンぺーンが継続できなかった場合 　３）その他、株式会社リクルートが中止せざるを得ないと判断した場合 ・本キャンペーン及びHOT PEPPER Beautyへのご質問は、下記のFAQをご参照の上、お問い合わせください。 https://beauty.help.hotpepper.jp/

田中圭さんのインタビュー記事は、フリーマガジンにも掲載されているので、駅や街頭のラックでGETしてくださいね！