ココアベージュってどんな色?

飲み物のココアのようにまろやかな質感を持つココアカラー。
なかでもココアベージュは、暗めのベージュカラーをベースに赤みや黄みを抑えながら作る髪色です。
似たような名前のココアブラウンと比べると、トーンは明るめ。
より柔らかく透明感のある仕上がりになります。
ココアブラウンは、色味の効果から透明感とツヤ感が同時に叶います。
つまり、髪をきれいに見せてくれる要素が盛りだくさんないいとこどりカラーといえるんです! さらに肌馴染みがよく、落ち着いたトーンでもお顔まわりがぱっと明るく見えるのも魅力。

髪は暗くしたいが透明感が欲しい、上品で大人っぽい髪色にしたいといったニーズに応えてくれる色味です。

ココアベージュが似合うのはこんな人

ココアベージュは、赤みと黄みのバランスがよく、どのパーソナルカラータイプの人にもお似合いになります。 とくにおすすめしたいのは、イエローベースの方。 明るいトーンを選べば透明感と柔らかさが引き立ち、スプリングタイプに似合う髪色に。 落ち着いたトーンを選べば、深みのある色味がお似合いのオータムタイプにぴったりの髪色になります。

ココアベージュはブリーチなしでできる色味

ベージュ系のカラーというと、ブリーチが必要なイメージがありますよね。 でも、ココアベージュなら暗めの色味をベースにしているので、ブリーチなしでも楽しめます。 ブリーチなしの場合は、より落ち着いたトーンでナチュラルな仕上がりに。 透明感は控えめですが、ツヤ感は十分に出せます。 髪のダメージを気にする方や、イメチェンに挑戦してみたい方にもぴったりです。

ココアベージュをブリーチありで染めるとどうなる?

より明るめのココアベージュを楽しみたい方や、地毛の色味が濃い方はブリーチするのが◎ 赤みのないクリアな色味になり、より軽やかで柔らかい印象が作れます。 1回のブリーチなら画像のような、ナチュラルな明るさに。 2回以上のブリーチをすれば、より透け感を感じる明るめのココアベージュも叶います。 雰囲気をガラッと変えたい方におすすめです。

スタイル別ココアベージュ色見本:ショート編

ショートヘアにココアベージュを取り入れると、温かみのある色味が短い髪の動きを自然に引き立て、カットラインがくっきりと映えます。 特に後頭部の丸みや襟足のシャープなラインが目を引くので、スタイリッシュな印象を目指したい方におすすめです。 また、透明感のある色味が髪全体にツヤを与え、スタイリングが簡単に決まるのも魅力的。 忙しい朝でも手早く仕上げたい方や、ヘアセットに時間をかけたくない方にぴったりです。

マッシュショートが映えるココアベージュ
マッシュショートの丸みを活かした柔らかなシルエットに、やや暗めのココアベージュをプラス。 透明感のある色味のおかげで、マッシュの丸いフォルムがよりきわだちます。 コテいらずで簡単にスタイリングができ、朝のセットも手早く決まるのがポイント。
キレイめフォルムのシンプルショート
ココアベージュが、丸みのあるカットラインになじみます。 丸みに沿って色味の明暗が変化して、立体感のある表情に。 光の反射がツヤを引き出し、クリアな質感を演出してくれますよ。

スタイル別ココアベージュ色見本:ミディアム編

ミディアムヘアとココアベージュの組み合わせは、髪全体に柔らかな明るさをプラスし、スタイルの自然な立体感を際立せます。 優しい陰影が生まれ、髪の動きが軽やかに見えるため、ふんわりした雰囲気を楽しみたい方に最適です。

遊び心たっぷりのココアベージュレイヤー
大胆なフェイスレイヤースタイルに、柔らかな質感のココアベージュを合わせています。 温かみのある色味が、レイヤーの重なりをさりげない陰影を生み出していて、ウェーブをつければ動きのある軽やかな印象に、ストレートでまとめればモダンな雰囲気に。 髪の長さとレイヤーを活かしたスタイリングを、透明感のある色味がよりセンスアップさせてくれますね。
ツヤ感 × 抜け感のココアベージュミディ
首元でゆるやかなカーブを描くミディアムヘアに、ココアベージュの透明感をプラス。 毛先の外ハネで作る抜け感と、イルミナカラーならではのツヤ感が絶妙なバランスに。 カラーの柔らかさが、くびれのシルエットをより自然に演出します。

スタイル別ココアベージュ色見本:ロング編

ロングヘアにココアベージュを加えると、髪の広い面積に透明感が際立ち、全体が軽やかな印象になります。 巻き髪でもストレートでも相性が良く、ツヤと動きが調和した魅力的なスタイルを演出できるでしょう。 髪の重さを感じさせず、自然な柔らかさを楽しめるので、ロングヘアでも軽やかな雰囲気を目指したい方や、スタイリングの幅を広げたい方におすすめです。

柔らかな動きを楽しむラテベージュ
ココアベージュをベースに、ミルキーな質感をプラスした色味のスタイル。 髪の動きに合わせて優しい陰影が生まれ、巻き髪の立体感がより美しく表現されています。 ツヤのある色味が、ふんわりとした質感をいきいきと引き立てる、スタイリング映えするカラーです。
美髪見せが叶うダークトーンココアベージュ
髪にしなやかな動きをつけたレイヤースタイルに暗めのココアベージュをオン。 ツヤが目立つダークトーンのココアベージュで、髪の美しい質感を演出しています。

スタイル別ココアベージュ色見本:ボブ編

ボブヘアにココアベージュを取り入れると、柔らかな色味がカットラインの重なりを優しく包み込みます。 ワンレングスでも重たく見えすぎず、自然な陰影が髪全体に表情を与えてくれるのがポイント。 トレンドを意識した大人可愛いスタイルを目指したい方におすすめです。

キュートな明るめココアベージュボブ
ブリーチなしカラーで仕上げた柔らかみのあるココアベージュ。 赤みを抑えた落ち着きのある色合いが、シンプルなショートボブの形を引き立てます。 やや明るいトーンなので、可愛らしく仕上げたい方におすすめのスタイルです。
こなれ感あふれココアベージュボブ
ラフなウェーブを活かしたボブスタイルに、柔らかな質感のココアベージュをプラス。 オイルとシフォンバームで作る束感が、カラーの透明感とマッチして上質な雰囲気に。 スタイリング次第で上品にもクールにも変化する、シーンを選ばないスタイルです。

ココアベージュの色落ちと長持ちさせる工夫

ヘアカラーを楽しむために知っておきたいのが色落ちについて。 ココアベージュの場合、時間が経つにつれて濃い色味が抜けていきます。 そのためブリーチなしの場合は明るめのブラウンカラー、ブリーチありの場合は明るいベージュカラーへと変化します。 ベージュ系カラーは、色落ちの際黄ばみが出やすい傾向にあります。 その点、ココアベージュは黄ばみが比較的出にくい色。 ブラウンの要素や、赤みや黄ばみを抑えるアッシュやバイオレットなどの要素が入っていることも多く、色落ちの過程も綺麗に楽しむことができますよ。

せっかく染めたココアベージュの色味を長持ちさせたいなら、ホームケアでいくつか抑えたいポイントがあります。 まずは紫外線対策。 紫外線は色落ちの原因になるので、帽子や日傘を使用するほか、UVカット効果のあるヘアスプレーを使うのもおすすめです。 次に、ベージュカラーを補うシャンプーを選ぶこと。 通常のシャンプーの場合、洗浄力が強いので早く色落ちしてしまう傾向に。 色を定着させたり、色の変化を安定させるために、ベージュシャンプーを使うようにしましょう。 また、シャンプー後は、毛先まで丁寧にトリートメントを。 ヘアオイルやヘアミルクでカラーのツヤと潤いをキープし、褪色をゆるめていきましょう。 これらを意識して髪をケアすれば、ココアベージュの美しさが長く続きます。

ココアベージュ以外にも。おすすめ透明感カラーをチェック

上品な雰囲気と透明感が欲しい方、髪の赤みや黄みを抑えたい方ににおすすめのココアベージュ。 実はその他にも、透け感のある髪へ導くカラーはたくさんあるんです。 最後にココアベージュ以外にもチェックしたい、落ち着いた雰囲気のおすすめ透明感カラーを2色ご紹介します。

独特のくすみをもつフォギーベージュ
フォギーベージュは、くすみがかった柔らかなベージュカラー。 美容室によってはくすみベージュと呼ばれる色味です。 赤みを抑えながら独特のくすみを出しているため、透明感があり、アンニュイな雰囲気を醸し出すことができます。
かっこよさも引き出してくれるグレージュ
グレーとベージュを組み合わせた色味のグレージュ。 赤みをしっかり抑え、クールな透明感を実現できます。 くすみ感のある仕上がりが大人っぽい印象を与えてくれるのも魅力。 ダークトーンのグレージュを選べばさらに落ち着いた印象が叶うでしょう。