ピンクパープルってどんな髪色？
青みと赤みの両方の性質をもつ中間色のパープルにピンクをプラスし、独特の色合いを生み出したカラー。
どちらの色を多めに入れるか次第で、「ピンク寄り」あるいは「パープル寄り」のピンクパープルになります。
両者を混ぜることで深みが生まれるピンクパープルなら、その心配も無用。
甘くなりすぎず、エレガントな印象を演出したい方にぴったりです。
もちろん発色やトーンを調整すれば印象を主張することもできるので、髪色で個性を出したい方にもおすすめなんです。
ピンクパープルはどんな人にお似合い？
ピンクパープルは、青みを帯びたピンクが得意なブルベさんにお似合いの色味。 肌の透明感をぐっと引き出しつつ、甘くなりすぎない大人可愛い雰囲気が叶います。 一方、イエベさんも、ピンク寄りのトーンややわらかな明度を選べば自然になじみやすいので安心。 ほんのり紫みがエレガントな要素をプラスしてくれるため、肌色問わず挑戦しやすいカラーといえますよ。
ブリーチあり・なしでみるピンクパープルの色味の違い
ピンクパープルは、ブリーチありでもブリーチなしでも、どちらも色味がしっかり出る髪色です。 ブリーチありだと、そのあとに入れるカラー剤の発色がきわだち、クリアに印象になります。 ブリーチ1回ならほどよく透け感のある仕上がりに。 2回やると、地毛の髪色がリセットされるため、どこか儚げなドールっぽい印象に。 人とは違う個性的でファンタジックな感じを出したいなら、ぜひこちらにトライしてみましょう。
ブリーチなしの場合、元の髪色のトーンにピンクと紫の華やかさが宿り、落ち着いた色味に仕上がります。 大人っぽい色味のでもほんのりスイートなスパイスを取り入れたいならこちらをチョイスしましょう。 また、ブリーチなしでも一回のカラーで色味が入りやすいため、髪の傷みが気になる方にもおすすめの選択です。
ピンクパープルのカラー見本：明るめ
とことん発色を求め、髪色に個性を出したい方には明るめのピンクパープルがおすすめ。 ピンクとパープルの大人可愛い魅力を最大限に出せるうえ、トーンアップすることで髪に透明感が出てさらに色が映えます。 求める明るさや元の髪の色にもよりますが、明るめのピンクパープルはブリーチするのが一般的。 そのうえで「ピンク寄りに、紫みは控えめで」などの好みを伝えると、イメージ通りになりやすいですよ。
- 濃厚なピンクパープルが映えるセミロング
- ゆったり毛先が重めのセミロングヘアに映えるピンクパープル。 程よい明るさで色味が深めに見えるので、派手すぎず楽しみやすい色味です。 サイドのインナーにのみブリーチをしているので、コントラストも楽しめるのがポイント。
- 明るめピンクパープルのロングウェーブ
- こちらは数回ブリーチを重ねた鮮やかなピンクパープル。 ロングヘアとの掛け合わせが華やかで、存在感もひときわ。 派手めなカラーだと思われがちですが、紫が入ることで上品な大人の甘さが漂います。 ゆるやかなウェーブが視線をひきつけて、まるでおとぎ話のお姫さまみたいな仕上がりに。 思いきり大胆なイメチェンを楽しみたい方におすすめです。
ピンクパープルのカラー見本：暗め
暗めのピンクパープルは、落ち着きと甘さを両方楽しみたい方にぴったりなカラーです。 ピンクの可愛さをほんのり感じつつ、パープルの深みで派手になりすぎないところが魅力。 お仕事などで明るい色が難しい人でも、少しのアレンジでおしゃれに見せられます。 オーダーするときは「赤みを控えた濃いめのピンクに、パープルを少し強めに」と伝えると、イメージに近づきやすいですよ。 ブリーチのありなしは、美容師さんと相談してみてください。 ここからは、暗めピンクパープルのカタログをご紹介します。
- 神秘的な色合いのピンクパープル × ストレートロング
- 紫の要素が強いピンクパープルをストレートロングにオン。 シンプルなスタイルで発色の良さが引き立ち、印象もぐっと華やかに。 暗めながらしっかり色味を楽しみたい方におすすめのスタイルです。
- ピンクパープルにブラウンを混ぜてより肌馴染みよく
- こちらは暗めトーンのピンクパープルにブラウンを混ぜたスタイル。 肌に馴染みやすく、パーソナルカラーを問わず挑戦できるカラーです。 色が深くなり、暖色の要素も強くなるので、ツヤが際立ってくれるのも魅力♡
ピンクパープルのカラー見本：ピンク強め
ピンクパープルは色の配分次第で印象が大きく変わるヘアカラー。 例えば色味をピンクに振ると、甘さが際立ってキュートな雰囲気に。 可愛らしさをグッと前面に出したい方におすすめです。 ここからは、そんなピンク強めのピンクパープルスタイルのカタログをチェックしていきましょう。
- ピンクが強めの“明るめ”ピンクパープル
- こちらは、ブリーチを2回以上して作るハイトーンピンクパープルを、コンパクトなショートに落とし込んだスタイル。 襟足をすっきりとさせることで甘さが強調されすぎず、クールな中にも可愛らしさが宿ります。 鮮やかなカラーを楽しみたい方や、ショートヘアで周りと差をつけたい方にぴったりです。
- ピンクが強めの“暗め”ピンクパープル
- ピンク寄りのピンクパープルで暗めに染め上げた注目カラー。 赤みのあるピンクを多めに配分しつつ、紫をブレンドすることで、甘さはほどよく、大人のこなれ感もさりげなく仕込めます。 角度によって色の見え方が変わるので、ゆるやかなウェーブが光を受けるとよりツヤ髪に見えます。
ピンクパープルのカラー見本：パープル強め
紫を強めに効かせたピンクパープルは、甘さを少し抑えて大人っぽく見せたい方にぴったり。 派手すぎず深みが出るので、ミステリアスな雰囲気もプラスできますよ。 オーダーする際は「紫寄りに、ピンクは控えめで」と伝えてみましょう。 ここからは、そんなパープル多めのカラースタイルをカタログ形式でご紹介します。
- パープルが強めの“明るめ”ピンクパープル
- パープルを強めに出した明るめピンクパープルは、クールな印象に。 ケアブリーチを重ねて作る、高明度のピンクパープルカラーです。 ラベンダーのような淡い紫にピンクが溶け込んで、ほのかに甘く、透明感抜群の仕上がり。 毛先にかけて軽く外ハネにしてあげると、やわらかなニュアンスがより際立ちます。 パステルカラーを楽しみたいけれど、子どもっぽくはなりたくない！という方にぴったりの、ふんわり大人可愛いヘアスタイルです。
- パープルが強めの“暗め”ピンクパープル
- 暗めのピンクパープルでパープルが強めの場合、ダークトーン特有の落ち着きが特徴。 丸みを帯びたボリュームのあるボブヘアを前下がりにカットすることで大人っぽく。 表面のツヤをアピールできるスタイルです。 髪の傷みが目立ちにくいのもポイント。
ピンクパープルはどう色落ちする？
染めたてからしっかり色味が出るピンクパープルですが、色落ちは比較的早い傾向にあります。 2〜3週間ほどは鮮やかな発色をキープしますが、徐々に紫の成分が抜けていき、やさしいピンクブラウン寄りの色合いに移行していくのが一般的です。 完全にピンクや紫が消えてしまった後でも、ほんのりくすんだベージュが残るため、ニュアンスカラーを楽しめます。
ピンクパープルを綺麗に維持する方法は？
ピンクパープルは、ピンクと紫が絶妙に混ざった複雑な色味だからこそ、綺麗に保つためのケアが大切です。 まず、美容院後は48時間ほどシャンプーを控え、色素をしっかり定着させましょう。 洗うときはぬるま湯を使い、カラーシャンプーやパープルシャンプーで優しく洗うのがおすすめ。 アイロンやコテなどの熱ダメージも色落ちを早める原因になるので、保護オイルを使って対策しましょう。 乾燥を防ぐためにトリートメントは念入りにし、定期的に美容院へ足を運んでリタッチやトリートメントを追加すると、鮮やかなピンクパープルが長持ちしますよ。
