ボブウルフってどんな髪型?

定番のボブヘアとこなれ感のあるウルフカット。
今、この2つを組み合わせたボブウルフスタイルが注目されています。

ボブウルフとは、ボブをベースに、襟足や顔周りにレイヤーカットを施したスタイル。

特徴として、
・ボブならではの丸みと重みがそのまま残ったフォルム
・ウルフっぽい顔周りを中心としたレイヤー
・ウルフっぽく見えるサイドとバックのわずかな長さの違い
といった点が挙げられます。

ボブと比べて、輪郭の気になる部分を隠しやすい、顔周りのアレンジによって様々なスタイルになれるといったメリットを持っていることも魅力です。

ウルフボブ、マッシュウルフとの違い

ボブウルフと似ているスタイルとしてウルフボブ、マッシュウルフがあげられます。
同じなようで、違うスタイルなのでオーダーの際の参考にしてみてくださいね。

ウルフボブとボブウルフの違いは、「ウルフ」と「ボブ」のどちらをベースにしているか
です。

まず、ウルフボブとの違い。
ウルフボブとはウルフカットをベースに、ボブのフォルムとレングスを取り入れたスタイル。
肩上レングスのボブではありますが、サイドとバックで長さがしっかりと異なることが特徴の一つです。
どちらかというとウルフのニュアンスが強く残ります。

一方でボブウルフは、ボブをベースにウルフカットを施したスタイルであるため、ボブの名残が多く見受けられます。
次に、マッシュウルフとの違い。
マッシュウルフとは、前髪とサイドが均等な長さで整えられたマッシュルームカットをベースに、ウルフカットを施したスタイルを指します。
ボブウルフと比べて、髪全体にマッシュルームのような丸みが出るのが特徴です。
そのため、顔周りのウルフカットをヘアスタイルのポイントにしたいのならばボブウルフに、
一方で、髪全体の丸みを特徴にしたいのならばマッシュウルフにすると良いでしょう◎

ボブウルフはどんな人に似合う?

ボブウルフは、ボブが持つ可愛らしさが残るウルフスタイルです。
そのため、通常のウルフスタイルに比べて、女性らしさが出やすいヘアスタイルだと言えます。
外ハネにすれば活発な印象に、内巻きにすれば可愛らしい印象に仕上がります。
ウルフに挑戦してみたいけど、クールすぎるのは…と思う方におすすめです。
さらにボブウルフは、ボブらしい重みのあるスタイルも多いのが特徴!
そのため、巻いたりパーマを当てたりとアレンジも楽しめます。
ファッションに合わせて、いろんなスタイルを楽しみたい方にもお似合いと言えるでしょう。

理想のボブウルフスタイルを見つけるポイントは?

挑戦的なヘアスタイルに初めてするのならば、出来る限り自分のイメージに合ったスタイルを探し出したいですよね!
理想的なボブウルフスタイルを探すためには、ベースのボブの長さと前髪の有無が重要となります。 それは一体なぜでしょうか?

まずボブウルフは、髪の長さによって大きく印象が変わるボブスタイルをベースとした髪型です。
そのため、ボブウルフも全体の長さでイメージが大きく変わるのです。

次に前髪の有無ですが、ボブヘアに限らずヘアスタイルは前髪の有無により印象が左右されます。
前髪ありでは可愛らしく、前髪なしではかっこよくという全く異なる印象に仕上がるため、重要なのです。

ここからは、重要なポイントである前髪の有無別とレングス別に、おすすめのスタイルをご紹介していきます。

ボブウルフのスタイルバリエーション1:前髪あり

前髪ありのボブウルフは、ボブの丸いフォルムをさらに引き立ててくれるバングスタイルです。
そのため、女性らしい印象に仕上がります。
通常のウルフよりも、少し可愛らしい仕上がりにしたいという方におすすめのスタイルです。
どのような前髪を作るかによって、なれる印象が多少変わってくるのもポイントです。
ワイドバングにカラーを織り交ぜて
モードな雰囲気にしてくれる暗髪ワイドバングに、カラーを合わせたスタイル。 暗髪で重いフォルムでも明るい印象にしてくれるのが魅力です。 幅広の前髪にたっぷりカラーを入れて、もう一段階おしゃれなボブウルフにしてみましょう。
シースルーバングで似合わせやすく
ボブウルフに、定番バングのシースルーバングを合わせたスタイル。 ウルフスタイルはその個性的なフォルムが特徴ですが、シースルーバングにすることで似合わせしやすくなります。 初めてボブウルフに挑戦する方におすすめのバングスタイルです。
オン眉バングで可愛く個性的に
周りと差をつけたいおしゃれさんにおすすめしたいのが、オン眉バング。 動きがよく出るボブウルフにぴったりのバングスタイルです。 顔周りの軽さの効果で、明るい印象にしてくれます。

ボブウルフのスタイルバリエーション2:前髪なし

前髪なしのボブウルフは、おでこがはっきり見えていることから、クールで大人っぽい印象になるのが特徴です。
また、ボブウルフのアンニュイな感じとバランスを取って、タイトな雰囲気を演出したい方にもおすすめです。
暗髪にぴったりのクールなセンターパート
暗髪ベースのボブウルフとセンターパートの組み合わせ。 センターパートと暗髪の相性は抜群で、クールな印象に仕上がります。 ボブウルフ特有のアンニュイさも残っている、魅力的なスタイルです。
流れる毛先を見せて艶っぽく
長めの前髪をサイドに流したスタイル。 頬にかかる前髪で、ラフで大人っぽい雰囲気になります。 オイルなどで束感を作り、毛先の流れを見せるようにスタイリングすると◎
高さのあるかきあげバングで活発な雰囲気に
ボブウルフとかきあげバングの組み合わせなら、活発さのあるスタイルに仕上がります。 ボブウルフの動きに合わせるように、高さを出すのがポイント。 耳にかけてすっきりと見せるのもおすすめの楽しみ方です。

ボブウルフのスタイルバリエーション3:短めボブウルフ

短めのボブウルフは、髪のボリュームが比較的少ないため、軽やかでボーイッシュな雰囲気になるのがポイントです。
ウルフカットを取り入れつつ、スッキリとした印象を狙いたい方にもぴったりです!
重めフォルムのコンパクトなボブウルフ
全体に重みを感じる、コンパクトなボブウルフ。 短めのレングスと暖色カラーは相性が良く、フレッシュな印象になります◎ 長めのぱっつん前髪と合わせることで、小顔効果も期待できます。
デザインカラー × ボブウルフ
デザインカラーとボブウルフの組み合わせ。 目の下あたりからエラのラインまで、徐々にボリュームが減ったレイヤーカットが施されています。 襟足のあたりはボリュームが少ないので、軽やかさを演出することができます◎
レイヤーを見せるスタイリングがポイント
短めボブウルフは、レイヤーを見せるスタイリングにするのがおすすめ。 おしゃ見えしつつ、フェイスラインも締まって見えるという一石二鳥な楽しみ方ができます。

ボブウルフのスタイルバリエーション4:長めボブウルフ

長めのボブウルフは、髪全体にボリュームを感じさせることから、アンニュイな印象になるのが特徴です。
頑張りすぎないスタイルや、エアリーな雰囲気が好きな方におすすめのスタイルです◎
外ハネにした軽い毛先がポイント
ウルフの特徴である軽い毛先を、外ハネに仕上げたスタイル。 前髪が重めでも、抜け感ある印象に仕上がります。 さりげなく動きを出したいときにおすすめのアレンジです。
ラフさがポイントの大人なボブウルフ
決めすぎない、ラフなスタイリングがポイントのボブウルフ。 長めレングスを活かすように、ゆるっとしたくびれを作りましょう。 ナチュラルなカラーともぴったりのスタイルです。
エアリーに仕上げて透明感あるボブウルフに
エアリーな外ハネが特徴のボブウルフ。 暗髪の落ち着いた雰囲気と相まって、ナチュラルな魅力が引き立ちます。 スタイリングは、束感を出すようにオイルを馴染ませるだけでOK。

ボブウルフはパーマでもっとおしゃれに!

レイヤーカットにより、顔周りのフォルムに特徴があるボブウルフは、パーマをかけることでより動きのあるおしゃれなヘアスタイルになれるんです
ここではパーマを取り入れたボブウルフスタイルについてご紹介していきます。
ニュアンスパーマで柔らかい雰囲気に
長めレングスのボブウルフは、ニュアンスパーマスタイルにするのもおすすめ。 ボブウルフ×パーマといった個性的に仕上がる組み合わせも、ニュアンスパーマなら柔らかい雰囲気になれます。ムースやオイルで、くしゅっとスタイリングするのがポイントです。
ふんわり感が魅力の波巻きパーマ
波巻きパーマでふんわり感を出した、柔らかいボブウルフ。 ムースとバームを揉み込めば、膨らまずに綺麗に決まります。 耳にかけたり、ヘアピンでアレンジして雰囲気を変えてみるのもおすすめ。
レイヤーを活かしたメリハリのあるパーマ
顔周りは内巻きに、サイドは外巻きにカールされた、メリハリのあるパーマスタイル。 パーマをかけても毛先のぱつっと感が残るのが、ボブウルフならではの魅力です。

ボブウルフで抜群のこなれ感を!

ボブウルフの魅力をスタイルと共にご紹介していきましたが、いかがでしたか?
一口に「ボブウルフ」とは言っても、前髪の有無やレングス、さらにパーマによってなれる印象が様々なんです!

こなれ感があって、ぐんとおしゃれな雰囲気に慣れるボブウルフ。
是非サロンにお気に入りのスタイルを持ち込んで行って、挑戦してみてください♡